早いもので3月2週目ですね。
我が家の長男君も卒業式を昨日、迎えまして無事式典も終了したのですが、工業系の学校でして、祝辞で話された内容がとても僕の考えている思想と同じ方がいたので、書き込みいたします。
その方は、OBで30ウン年前にご卒業された方でして、建設の業界に飛び込んで、それはそれは苦労の積み重ねで、早く辞めてしまいたいと何度も思った事があり、恩師の先生や同期の友人の励ましで耐えて、コツコツと積み重ね、何とか起業し、現在も第一線で頑張っているとの事でした。
皆さんも沢山の挫折や誘惑で辞めたいと思うことが沢山あると思うけど、辞めずに「まずは3年間」じっと我慢してやり遂げて欲しい・・・・・・卒業おめでとう、頑張ってくださいとの事。
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僕も新入社員や若手教育の時には、この「3年間頑張ろう」は必ずタイミングを取りながら、話を出すフレーズです。
本題ですが、この「3年間の習得」は実は「継続の1万時間の修練」から来ている昔からのフレーズなのは、誰でも知っていると思います。
石の上にも3年とか、桃栗3年柿8年・・・。
では1万時間を3年で達成するには、まず普通のサラリーマンではかなり無理だと思います、やはりガテン工業系じゃないとです。
一日を11時間労働の週6日で年52週で3432時間の3年で約1万時間ですので、サラリーマンだと4年ぐらいでしょうか?
まあ1万時間を一つの目標にひたすら修練すれば、ある程度のレベルに到達すると思います。
希望に志し高く羽ばたいて欲しい!と卒業生を見ながらしみじみと思った1日でした。
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ですが、私の大先輩の最初に就いた課長の名言もその時、脳裏に浮かびちょっぴりですが、笑ってしまいました。
僕が初めて配属されて同期の数人と歓迎会をしてくれた席で主催者である課長は、神妙な顔をして「一生懸命やるな! 一生懸命やろうと思うな!」と激励?していただきました。
新人だった僕たちには、酔いもあったので、何も出来ないから期待されていないんだからしょうがない!と拗ねて2次会・3次会と朝まで飲んだのを思い出しました。
飲み会の後日談でその後に続く言葉を2年先輩から聞きました「まずは、3年うしろを振り向かずに働け」だとの事。
その励ましの言葉が今日(こんにち)の自分が存在し、そして次世代の後輩に伝えなきゃいけない教えだとしみじみ思いました。
本当に「仰げば尊し、我が師の恩」ですね。
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